かつてゲームプログラマーの仕事といえば、コンシューマー向けゲーム開発が主流でした。コンシューマー向けゲームとは、仕様書や企画書の内容をチェックしながら、チームでプログラミングを進めていくものです。プログラムを構築した後の動作確認も、コンシューマーゲームの開発に携わるゲームプログラマーの仕事の一つです。

しかし、時代の流れと共に、コンシューマーゲームは衰退してきていると言われており、そのかわりに台頭してきたのがスマホゲームを代表とするソーシャルゲームです。スマホではオンラインゲームを手軽に楽しめることから、需要がどんどん高まっています。そのため、多種多様なスキルを持ち合わせたプログラマーやエンジニアが求められるようになってきました。
さらにVR技術が普及している関係で、これまで以上に新しい知識やスキルが求められています。技術の進化が著しい業界ではありますが、ゲームプログラマーの将来性は非常に高いと言えるでしょう。

日本ではゲームプログラマーを目指している人が多いですが、一流のゲームプログラマーになるためにはまず様々なゲームを自ら楽しむことが大事です。実際に色んな種類のゲームを楽しむことで、幅広い知識が自然と養われていきます。さらに、一つひとつのゲームの良い部分やそうでない部分もわかるようになってくるでしょう。

なお、ゲームプログラマーを採用する企業が重要視するのは、ゲームが好きな人かどうかです。まずは自らがゲームを楽しみ、その上でプログラマーとしてのスキルを磨いていくことが大事です。